妻です。
もう4年前のことですが、記憶のあるうちにローンのことを記事にしておきたいと思います。
このブログをご覧の方の中には、自営業者の方もいらっしゃると思います。
我が家も自営業でしたから、ローンはそれなりに苦労しました。
まず正攻法で都市銀行をアタックしてみましたが満額は貸してくれず、断念。
次に狙った地方銀行はクリアできましたが、
金利が結構高くて勘弁してくれ〜という感じ。
少し前に新築一戸建てを購入済みだった弟は会社員でしたので、
都市銀行で低金利でスムーズにローン申請ができていました。
とても羨ましく思ったことを覚えています。
やっぱり自営業者って社会的信用がないんだな、って。
それに、大きな課題はリフォームローンをどうするか? です。
以前の記事も参考にしてください。
中古マンションリノベーション報告ー自営業者がローンの事前審査に申し込んでみたー
中古マンションリノベーション報告ーフラット35に申し込まなかったワケー
リフォームローンってなんなの?
そもそもこの分野に疎い私は、物件費用とリフォーム費用を単純に合計して、
住宅ローンでまとめて借りられると、当然のように思っていました。
でも違ったんですよね。
住宅購入にローンをひとつ。
リフォームには別にもうひとつ、ローンを組まないといけないとのこと。
2つもローンを抱えるのか…、ひとつにしてくれたらいいのにさ。
当時(2013年)、我が家は借りられませんでした
住宅ローンでリフォーム費をまかなえる場合もあるんですよ。
でも額が限られているんですよね。
介護用の手すりを設置したり、
トイレを新しくしたりする程度のリフォーム代くらいは借りれるんです。
でも140平米をスケルトンリフォームできる額(800万円)は貸してもらえませんでした。
しかも古い物件になればなるほど、借りられる額が低く設定されているんです。
古い物件ほどリノベーションにはお金がかかるのにねぇ〜。
まだリノベーションブームに金融業界が乗り切れていない時期だったので、
しょうがないのかな?
リフォームローンと住宅ローンの違い
ここで、私の頭を整理するために
住宅ローンとリフォームローンの違いを並べてみることにします。
<金利>
・住宅ローン→安い
・リフォームローン→高い
<返済期間>
・住宅ローン→長い
・リフォームローン→短い
<借入額>
・住宅ローン→多い
・リフォームローン→少ない
<担保>
・住宅ローン→必要
・リフォームローン→不必要
<審査>
・住宅ローン→厳しい
・リフォームローン→通りやすい
すごく簡単に書き出すとこういった感じでしょうかね。
住宅・リフォーム一体化ローン
4年前は私たちに合う、住宅ローンにリフォームローンをくっつけた商品が見つかりませんでした。
今でもまだまだ数は少ないけれど、一体化したローンはあるにはあります。
一般的なリフォームローンよりも金利を抑えられるうえ、
返済期間も長く設定できます。
ただし、詳しい条件がそれぞれあるでしょうから
色々調べて検討した方が良さそうです。
リフォームローンは住宅ローンと違って無担保ローンの場合が多く、
担保という後ろ盾がないのだから当然金利は高くなりますし(4%〜)、
しかも返済期間が短い(10年〜15年)。
月々の返済負担は大きくなります(涙)。
これが住宅ローンで一体化できると、
金利が低く借りられるし(2%台)、返済期間も長い(35年)。
月々の返済負担も少なくて済みます。
いいなーいいなー♫「リフォーム費用一体型住宅ローン」いいなー♫
羨ましがってもしょうがありません。
一体型ローンはどこで借りられる?
フラット35が代表格でしょうか。
それ以外でも楽天銀行やソニー銀行など様々な金融機関が商品を出しているようです。
自営業者でも借りられる一体型ローンがあったらいいのですが。
今ではあるのかもしれないですね。
ローンって、ネットで調べて行っても担当者と話をしていると
「あ、借りられそうにないな…」ってこともありますから、
まずは窓口へ相談しに行ってくださいね。
ということで、我が家は一体型ローンを諦めました。というかないからね。
なるべく金利が低い「住宅ローン」と「リフォームローン」の両方を探すことになります!
リライフプラスvol.26
記事を書かせていただいてます。
リノベーション情報もたくさん掲載中!
ご一読ください。
こちらでも連載中です。「自営業の妻、3年かかって家を買う」