さて、新築一戸建てを諦めて凹んでおりましたところ、
妊娠が発覚いたしまして不動産探しを再開しました。
⚫︎自宅兼夫の仕事場も設置したいので、それなりの広さが欲しい。
⚫︎自分たちが良しとする空間で生活したい。
最終的にはこの2点を考慮し、
中古マンションをフルリノベーションする道を選択しました。
それまで考えていなかった子育て費用のことも加味しなければいけません。
子どもをひとり育てるのに必要な費用はどのくらいかかるのか?
調べてみると約3000万円は必要だろうということがわかりました。
子どもができると3000万円必要なんかい!
新築一戸建てから中古マンション購入に方向転換したので、
おのずと予算は大きく下降修正することになります。
その分を養育・教育費へ補填できるはずです。
が、ちょっと調べてみましたところ、以下の通り
「出産から22年間の養育費で1640万円」
- 出産、育児費用 約91万円
- 食費 約671万
- 衣料費 約141万円
- 保健医療、理美容費 約193万円
- おこづかい額 約451万円
- 私的所有物代 約93万円
(出所 AIU保健「AIUの現代子育て経済考2005」)
約10年前の資料ですけれども、物価もそれほど上がってませんので十分に参考になると思います。
これって学費はまた別なんですってよ。えー!
学費はというと
幼稚園3歳から高等学校3年生までの15年間にかかる教育費
- 幼稚園から高校まですべて公立 約4,999,271円
- 幼稚園だけ私立 約5,801,472円
- 高校だけ私立 約6,726,606円
- 幼稚園と高校が私立 約7,528,807円
- 小学校だけ私立 約10,065,024円
- すべて私立 約16,773,787円
(出所 文部科学省「平成24年度 子どもの学習費調査」)
大学生の教育費総額
- 国立4年 約511.2万円
- 私立短大2年 約362.6万円
- 私立文系4年 約692.3万円
- 私立理系4年 約787.5万円
(出所 株式会社日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果平成26年度」)
だいたい3000万円以上は覚悟しておいた方がいいんでしょうね。
「大学からひとり暮らし」だとか
「大学院まで進みたい」とか言われたらこれ以上かかります。
ちょっと貧血になりそうです。
(※ベネッセ教育情報サイトさんで詳しく解説されていました。
参考までに
http://benesse.jp/kosodate/201509/20150910-2.html)
家計3大山脈は「住宅」「教育」「老後」
人生で経済的に大きな山が3つあるとしたら、
「住宅購入、教育、老後」だそうで。
その中でもそのピークが重なるかもしれないのが、
住宅と教育に関する出費です。
我々は家を持つのも子どもを持つのも少し遅かったので、
かなり慎重に予算管理をしておかないと、
あっという間に老後がやってきます。
教育費の山がピークを迎える前に、
住宅費のピークを終えておきたいのが希望です。
確実に予算の大幅な方向転換が必要です。
そういえば、それまでぼんやりとしか捉えていなかった予算。
いやいやそれが一番大事でしょう!
予算ってどうして立てたらいいんだろう?
次回はそれについて勉強したいと思います。
連載が始まりました。
「自営業の妻、3年かかって家を買う」というタイトルです。
お時間がある方はご一読いただければと思います。