昨年の秋から設計を始め、5月より工事をおこなっていた『阪奈の家』のリノベーションが竣工しました。
この家は34年前に建てられた、高低差のある約700坪の敷地・延床面積158坪の大邸宅で、随所に上質な素材が使われた丁寧な設計の住宅でした。オーナーもご高齢になられ足の具合も悪くなってきたので、今回バリアフリー化とともにコンパクトに安心して暮らせる空間へとリノベーションすべく、依頼がありました。
昨年の秋から設計を始め、5月より工事をおこなっていた『阪奈の家』のリノベーションが竣工しました。
この家は34年前に建てられた、高低差のある約700坪の敷地・延床面積158坪の大邸宅で、随所に上質な素材が使われた丁寧な設計の住宅でした。オーナーもご高齢になられ足の具合も悪くなってきたので、今回バリアフリー化とともにコンパクトに安心して暮らせる空間へとリノベーションすべく、依頼がありました。
家を買って設計する、
もしくはリノベーションするって、決めないといけないことが多くてびっくりしますよね。
何が何だかわからなくなって、もう投げ出したい気持ちになったりして。
フローリングや壁についてはなんとか決めることができましたが、
私が一番、頭を悩ませたのがキッチンでした。
キッチンを使う機会が多いのは、家族の中で私がダントツで一番です。
ということは、
私が使い勝手が良いキッチン=ベストキッチン
となります。
自分のことながら(自分のことだからこそ?)わからないんですよね〜これが。
構図? 動線? 設備?
真っ白な状態からキッチンを作り上げていかないといけない作業は、
思っていた以上に大変でした。
ネットや雑誌でいろんなキッチンを見て想像を膨らませて勉強しましたが、
「これ素敵! 絶対に真似したい!」と言えるほどのキッチンはどこにも載っていないのです。
参考にしたいキッチンがない場合は、
どうやって理想のキッチンに近づけたらいいのでしょうか?
妻です。
空梅雨が続いていましたが、やっと雨が降りましたね。
前回はリビングダイニングやサニタリーの壁について記事にしましたが、
今回は個人的に感じる内壁塗装のメリットとデメリットを紹介したいと思います。
壁紙やペイントを印象的に利用して、インテリア性を高めるリノベーションが人気ですので、
参考になればと思います。
(我が家のリビングダイニングです)
壁紙は断念しましたが、だったらペンキで塗装しよう!
ということになりました。
壁の色は白にはしたくなかったのです。
フローリングも白っぽい色をチョイスしたので、
そうなると部屋が真っ白になってしまいます。
クロスを貼るのと、塗装するのと、
予算もほとんど変わらない、とのことでした。
今回は、壁についてです。
私の希望は、リビングダイニングは大胆な壁紙を貼ることでした。
イギリスのドラマで『SHERLOCK』というのがありますが、
そのドラマに出てくる部屋の壁紙がとってもかっこいいんです。
ヨーロッパの壁紙は、まるで絵画かアート作品のようなものも多くて、
もっと日本でも普及したら面白いのにと思います。
ゴールデンウイークあたりからずいぶん暖かくなり、ここ数日は夏のような暑さ。
事務所の植物たちも冬眠から目を覚まし、それぞれ新芽を展開し始めました。
LDやキッチンの床材を紹介してきましたが、今回はサニタリーの床材です。
サニタリーに関しては、予算をなるべく抑えようと頑張りました(夫が)。
元の家主さんは、ウィークエンドハウスとして使っていた部屋なので
バスルームもトイレも痛みがほとんどなく、きれいな状態でした。
バスルームは既存をそのまま活かすことにしたし、
当初はトイレも既存を使わせていただこうと思ってました。
(トイレは水圧が弱くてなかなか大変だったので、後日新調しました。)
では床はどうかというと、元の床材は少々古くなったビニル床。
仕上材は良いものを使い、施工手間を省いてコストダウンしたいところ。
採用したのは、なんとタイル。え? タイル?
リビングダイニングのフローリングについて、先日報告しました。
今回は、キッチンの床材についてです。
リビングダイニング以外にもフローリングを採用したところがあります。
それはキッチンと、洗面所です。
妻です。
フローリングについての記事追加がすっかり遅くなってしまいました。
前編では憧れだったフローリングを紹介しましたが、
今回は結局何を選んだか? です。