SOLIDOのトラブル

すっかり存在を忘れて放置されていたホームページの当ブログ。
気づけばもう1年以上前の記事で止まっていた…
インスタやフェイスブックには更新記事を上げていたので、遅ればせながらこちらにも。



2021.12.15

竣工から2年を経過した高の原の家。
外壁材であるSOLIDOの表面にサビが垂れたような跡が多数見つかった。
メーカーに問い合わせると、他にも報告が上がってきているとのこと。(鉄黒は目立たないからか、セメント色に多い)
原因は材料の骨材に含まれる鉄分が表面に近いところで雨水にさらされたことによるもの。
現在では材料の配合を変更して鉄分を含む骨材の割合を少なくすることでサビの発生を低減する改善が為されているとのことだが、SOLIDO の特徴である自然な風合いを出すためには自然の骨材をゼロはできないようだ。
(現在はカタログ上に経年変化の一つとしてうたわれ、免責事項となっている)
今回はメーカーに無償にて補修していただいた。表面ついたサビを削り落とす方法と薬品で溶かす方法を試した結果、薬品で溶かす方法の方が補修跡が目立たないのでその方法で補修を行った。
全体的に箇所数が多かったので心配していたが、ほぼ気にならない仕上がりで施主にも安心していただけた。
今年も残すところあと二週間余り。これで気持ちよく新年を迎えていただける。

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