お宅のキッチンはオープンですか? クローズドですか?
昨今はオープン型のキッチンが人気らしいですね。
私が子どもの頃に住んでいた一戸建ての家はクローズ型のキッチンで、
母と一緒にこのキッチンで過ごす時間がとても好きでした。
そういう思い出もあって、クローズ型のキッチンもいいよなーと迷っていました。
新居に私だけの部屋はありません。
キッチンをクローズ型にしたら、そこが私の部屋にもなるかも…、
なんて淡い期待もあったりして。
そこで考えました、メリットデメリット!
この「囲まれた感」がいいですよね〜
クローズ型キッチンのメリット
・来客時も多少散らかっていてもごまかせる
・匂いがダイニングやリビングに漏れにくい
・「部屋感」があり、ダイニングやリビングに影響されることなくインテリアを考えられる
ガラス張りにしたら、明るくなるしいいかもね!
クローズ型キッチンのデメリット
・調理中は子どもの姿が見えにくい
・火のかけ忘れを起こす可能性が高くなる
・暑かったり寒かったりする。(エアコンは入れる予定ないから)
くらいでしょうか?
気持ちはクローズ型キッチンに傾いていたんですが、
やはりこれから子どもが生まれるという時期だったし、
クローズ型の方が予算的にも厳しいとあって、かなりしぶしぶですがオープン型に決めました。
これが我が家のキッチンです。
リノベーション後の写真を見ると、なんてことないですが、
ここまで至るのにけっこう考えました。
まずはシンクとガスコンロの位置をどうするか?
シンクとコンロ、それぞれ近い方が使い勝手がいいのではないか? と夫から提案がありました。
なるほどそうかもしれない、と頭の中でシミュレーション。
だけどこのふたつを並べてしまうと、けっこうなボリュームが出ますでしょう?
(頭の中で)ふたつを隅っこに並べてみます…、
出典 http://www.woodone.co.jp/product/kitchen/suiji/
なかなか素敵なキッチンですねー。うーん、でもなー。
せっかく広い空間があるのに隅っこで背中向けて料理するの〜?
なんかもったいないような。
キッチンはオープンにするのに、「心は閉ざしたまま料理してます」
みたいにならない?!
違う違う。却下! 次!
結構重要よ、換気扇の位置って
(頭の中で)アイランドにシンクとガスコンロを並べてみると…、
![feature_img_03](http://hirano-rei.com/blog/wp-content/uploads/sites/3/feature_img_03.jpg)
出典 http://www.lixil.co.jp/lineup/kitchen/alesta/feature/
あら、こちらも素敵ですねー。
でもここで夫が一言、「換気扇がLDKのど真ん中に設置しないといけなくなる」。
あ、そうだそうだ。換気扇のことを考えてなかった。
海外のインテリア誌を見ていると、キッチンに換気扇が設置されていない写真がとても多いんです。
意図して外しているのか、換気扇を重要視していないのかわからないのですが、そのおかげで雑誌の中の海外のキッチンはすっきりとしていて清潔感があるんですよね。
夫によると、換気扇というのは思っている以上に大きいから圧迫感もあり、
キッチンのコーディネートの中でも頭を悩ませる存在なのだとか。なるほどね。
それから油跳ねってどうなるんだろう?
キッチンの向こう側まで油が飛んで行きそう。
ガスコンロの前に油跳ね用の何かを設置しなければいけません。
油跳ね用の何か、例えばこういったものでしょうか。
![20160306190345](http://hirano-rei.com/blog/wp-content/uploads/sites/3/20160306190345.jpg)
出典 ディノス
うーん、どうでしょう…。
いつもいつもピカピカにしておかないといけないプレッシャーがすごい。
却下!
シンクとコンロは別々で
結局、シンクとコンロは離しました。
使い勝手は、とても良いです。シンクとコンロは離れていても不便ではありませんでした。
換気扇のことも考えて、コンロは壁側へ。
部屋の開放感も料理中に味わいたいからシンク兼調理台はアイランドに設置することになりました。
あとは、収納をどうするか? です。
それはまた今度、ご紹介します。
リライフプラスvol.26
記事を書いています。リノベーション事例がたくさん!
ご一読ください。
こちらにも連載中です。「自営業の妻、3年かかって家を買う」