壁紙は断念しましたが、だったらペンキで塗装しよう!
ということになりました。
壁の色は白にはしたくなかったのです。
フローリングも白っぽい色をチョイスしたので、
そうなると部屋が真っ白になってしまいます。
クロスを貼るのと、塗装するのと、
予算もほとんど変わらない、とのことでした。
リノベーション後に見つけたのですが、
今は塗装にかなり近い風合いのクロスもいろいろ出ているみたいですね。
壁紙屋本舗さんでもこういうグレイッシュな色合いの壁紙がありました。
サンゲツさんと共同開発されたオリジナル商品なんですって。
当初はリビングダイニングはブルーグレーにしたい! と思っていたんです。
何にも考えずにね。
でもよく考えると、リビングダイニングには家具を何個か配置します。
当時持っていたのは、木目のダイニングテーブルとブラウンの本革ソファです。
どちらも茶系なんですね。
青系と茶系って合うのかな? もっと合いそうな色のほうがいいかもしれない。
ということで候補にしたのが薄いグレーと薄いラベンダーとベージュです。
日本塗料工業会(日塗工)の色見本帳から選びました。
なんだかんだで、いろいろ塗り見本を取り寄せてみました。(一番上の写真がサンプルです)
すると、思っていたよりも色が薄かったのです。
並べると色の違いがわかるんですが、実際に壁に当ててみると、
どの色もただの白にしか見えない。あれれ?
濃い色を選んで「失敗した!」と後悔したら、
それこそ広範囲の失敗色に囲まれながら圧迫されながら生活することになりますから、
慎重に選んで、淡いカラーにしたんですけれども。
いやー、本当に実際に見てみないとわからないものですね。
それから、
・グレイッシュなブルーは可愛らしい雰囲気が強くなる。
・グレーとベージュはインテリア上級者でないと扱いきれない。
ということもわかってきました。
私たちはおじさんとおばさんだし、おしゃれでもない。
ということで、上記の色は却下です。
そんな中でほどよくインテリア性を高めてくれて、
ソファやテーブルなど茶系の家具にも合いそうな
少し赤みのあるラベンダー色(日塗工 D87-70D)に決めました。
柱と梁と天井は白くペイント。
本当は、梁の高さまでの柱もラベンダーに塗りたかったんですが、
夫が「柱は壁じゃないんだから塗るのはおかしい」というのです。
ん? 私だけでしょうか、この説明で納得いかないのは?
これは夫が譲らなかったので、柱は上から下まで白です。
茶系のテーブルや椅子などにも雰囲気が合って、一安心。
黒い照明(FLOS 265)と時計(DEROLL/Wane)にもなかなか合ってます。
照明下のブラウンのソファ。
やっぱり少し赤みのあるラベンダーなので、よく合います。
ここの壁には娘の工作や絵などを飾っているのですが、
背景が落ち着いた色合いだと、カラフルな子どもの作品もごちゃついた印象にならないです。
続いては、洗面所。
ここは洗面ボウルのある一面だけを、パリッとしたブルー(日塗工 D76-60P)に塗装しました。
洗面台の下には棚や収納などを設けなかったので、下までブルーが続いて見えます。
この一面だけ塗りました。
すぐ横の壁部分は白で塗装しています。
当初はここだけ白にして、その他は波のイラストが描かれた壁紙を貼るつもりだったんですよねー。
でもまあ清潔感が増して、これはこれでいい感じです。
青と白のコントラストは美しいですね。
その他の白の部分は、水にも強いビニルクロスを貼りました。
ということで、今回は壁の塗装についてまとめました。
ペンキは絵の具のように混ぜ合わせれば、無限大のオリジナル色を作れます。
自分の家にぴったりの色を探すのも、楽しい作業でした。
この色に飽きたら、いつか家族みんなで違う色をDIYで塗りたいなと思ってます。
私が持っているカメラのレンズが広角ではないので、
なかなかうまく部屋全体の写真が撮れておらず、失礼しました。
スマホカメラの方が広く撮れるような気がします。
が、私はスマホを持っておりませんでして。
撮影の勉強もちゃんとしないといけないですね。
連載しています。
「自営業の妻、3年かかって家を買う」というタイトルです。
お時間がある方はご一読いただければと思います。