今回は、ついに3年かけて見つけた中古マンション物件のWEB内覧会です。
私たちにとってはぴったりの物件を見つけることができました。
ではとっととはじめましょう。
まずはリノベーション前の間取りがこちらです。
前回も書きましたが、
もともとは元オーナーさんが新築時に2軒分を買って、
建設途中に壁の2ヶ所に開口部を設けて1軒にしたという物件です。
なので玄関が2つあるのです。
そう!私たちの他に、
どこの誰が玄関が2つあることで、こんなに嬉々とした買い手がいたでしょうか!
普通だったら邪魔にしかならない2つ目の玄関ですが、
生活用と仕事場用に使える!
私たちには夢にまで見た(ちょっと大げさですが)必要なもの。
さて、これが玄関。
懐かしい雰囲気の玄関ドア。
団地とか、昔はみんなこんなドアでしたよね。
個人的にとても好感が持てるドアです。
新聞受けの下にある小さいボックスはミルクポット、そう、牛乳受けです。
昔は毎朝ここに瓶入り牛乳が入っていたのでしょうか。
右にちょっと写っているのが和室6畳で、
左の扉が閉まっているドアの中が、お風呂やトイレなどの水周りです。
この水周りを横切ってダイニングキッチンにバイパスもできます。
天井にある照明は新築当時から使われていたものらしく、
とても素敵な佇まいなので、
捨てずに新しい住まいにも(場所を変えて)リユースしています。
こちらが和室です。
壁も天井も畳もとても綺麗でした。
これをすべて壊してしまうのはもったいない。
ってことで、実はこの畳もリユースして今でも使っているんですよ。
お腹の大きな私が写り込んでおりますが、
押入れも天袋も床の間もある立派な和室でした。
ここが夫の事務所になる場所です。
玄関を背に廊下の突き当たりが、18畳のリビング。
ベランダが南に面していて日当たりも良くポカポカして心地よい空間。
天井に2つも照明があるのは、
たぶん新築当時の予定では2部屋に分割するはずだったのではないかと思われます。
ベランダに面したサッシは古いので、さすがに丈が低いですね。
現在流通しているような大きいサッシだったら、
南側の恩恵をもっと受けられるでしょうけど。
18畳の室温を管理するためでしょうか、
バカでっかいエアコンが設置してあったのが印象的でした。
こんな大きい家庭用エアコン見たことない。
西側の壁。
ここは本来は世帯と世帯を区切る壁であったはずです。
そこにダイニングに抜けるドアを新築時に設置したのだろうと思います。
これまで見た和室、水周り、リビングで1世帯分70平米です。
こちらはリビングの東側に設置されていたサイドボード。
壁に直接作り付けられていました。
とってもとっても素敵なので、これも残すことにしました。
それから細かくはわからないと思いますが、天井も良い感じだったのです。
時代を感じる天井の様子をすっかり気に入ったので、
できればこれも残したいと夫に注文しました。
この天井はおそらく新築当時そのままのものと思います。
さて、今回はここまで。
また後日追加で残りの半分を紹介します。
連載することになりました。
「自営業の妻、3年かかって家を買う」というタイトルです。
よろしくお願いします。