さて、内覧も4件目。
今回は大阪北摂の奥の方。
3件目と同じ建築家が設計した面白いマンションです。
緑が多く静かで、隣には散歩道もあるようなのどかな住宅街です。
子育ての環境は良い印象です。
交通の便はちょっと悪そうだけれども不動産屋さんによれば、
数年後には近所に大阪主要路線が乗り入れ、駅ができるらしいです。
普通のマンション楝もあるのですがこのマンションの特徴は、
土地の傾斜を利用した建て方にあると思います。
楝によってはバルコニーが広く設けられている部屋も多く、
見ていてとても面白いのです。
傾斜地ならではの斜行エレベーターというものに初めて乗って内覧へ！
マンション敷地内には小川が流れていたり、公園も設けられています。
マンションのエントランスから戸別玄関までのアプローチも、
緑の植栽が溢れ変化のある建築設計にすでにウキウキ。
メゾネットタイプの部屋もありまして、
今回はそのタイプ。
マンションD
・価格2380万円
・最寄りのバス停まで徒歩3分以内
・築年数23年
・専有面積130平米
・東向き
・メゾネットタイプ２階
・総戸数92戸
・駐車場なし
・近くにスーパーあり
・近くに小中学校あり
面白いけれども…。
メゾネットタイプの部屋で、ほぼ一戸建てのよう。
130平米もあるのですが、2階に分かれているのでそれほどの広さを感じません。
2階は天井が高くて、（個人的な印象ですが）可愛らしくちょっとメルヘンまで感じるような物件です。
これまで内覧したどの物件とも雰囲気が違います。
1階を夫の仕事場にして、2階を家族メーンの生活スペースにする？
んーそれだったら生活スペースが狭すぎるような気がするし。
2階建てのようになっているので当然階段が室内にあるのですが、
それがすごく邪魔だなーって思ってしまう。
全体的に少し暗いという印象。
内覧当日は少し曇っていたのでその影響だろうなと思っていたのですが、
東側にあるベランダをチェックすると、
その時まだお住いの方が敷いていたウッドデッキに苔がたくさんついています。
んーあんまり日当たりが良くないのかな？
面白いけれど、ピンとこない。ときめかない。
でも夫は気に入っている様子。
3件目まとめ
この物件はパスすることにしました。
夫は気に入ったみたいですけれども、
私はリノベーション後のイメージがあまりにも湧かなくて、
乗り気になれませんでした。
今回、パスした3大要素は、
・専有面積が130とあるわりには、広さを感じなかったこと。
・リノベーションのバリエーションが結構限られるような間取りだったこと。
・日当たりがイマイチそうだったこと。
です。
ペットが飼えるマンション
私たちの中古マンション探しで、もうひとつネックになったのが「ペット不可物件」でした。
当時6才の犬を飼っていましたので、ペット可は必須。
でもこれがなかなかの壁になりました。
最近はブームやペット飼育のマナー向上などの影響もあり、
ペット可物件は増えています。
首都圏ではここ10年あまりにできたマンションだと7〜8割がペット可なんだとか。
しかし私たちが探していたのは、70年代以前の広さを有するマンションです。
築年が古くなるとペット可のマンション数が、とたんに少なくなります！
ペット不可でも飼えるかもよ
しかしペット不可のマンションでも問い合わせてみると、
意外とペットが飼える例もありました。
物件情報公開時には「不可」だったけれども、
昨今のペットブームで規約が変わり「可」となっている場合もありましたし、
基本的には「ペット不可」なんだけれども、
小型の犬と猫と鳥だったら「可」という独自のペット規約を設けていたり、
ペットクラブなどを作って独自にペット情報を管理し、
マンションの管理組合と情報交換をできる環境を作っているマンションもありました。
これからも「ペット可」のマンションは増えていく傾向があると思いますので、
もし「不可」とあっても諦めずに問い合わせてみましょう。
連載が始まりました。
「自営業の妻、3年かかって家を買う」というタイトルです。
お時間がある方はご一読いただければと思います。