中古マンションリノベーション報告ー物件探し1年目に考えた3大要素ー

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最初の1年目にまず考えておいた方がいいことをは何か?

大きく3つ挙げてみます。

 

①そもそも家を「買う」べきか「借りる」べきか。

⓶現実的な予算を考える

③新築一戸建て、建築条件付物件、建売、分譲マンション、中古マンションなど選択肢を絞る

 

①「買うべき?」「借りるべき?」

もう散々アナウンスされているテーマですので、うちの個人的な決断を紹介します。

生涯で払う総住宅費は、だいたい同額らしいですね。

ただ、超高齢化時代です。

私の両祖母も90オーバーです。

私たちも、もう老後を意識せずにはいられない40代です。

賃貸で一生を乗り切るには、そこそこの貯蓄が必要です。

年金も「足し」にはなるかもしれないけれど期待はできません。

もらえるかどうかも、未だあやふやです。

二人とも体が動かなくなった後も数十年生きることになるかもしれない。

今の医療って簡単に死なせてくれないでしょう。

そういう中で家賃を払っていけるのか?

私には自信がありません。

加えて子どもなんてできたら教育費の山も迫ってきます。

ってことで「買う」に決めました。

その他にも検討材料はありますけれども、

この「老後の負担」が一番大きな要因になりました。

スーモのページにこんなのがあります。

ご参考までに。

(※SUUMO

http://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/sumai_nyumon/hikaku/140730_1/

 

②現実的な予算を考える

実は、最初の1年は予算のことについてはざっくりしたまま不動産探しをしていました。

これはいけません。

まずきっちりキリキリ予算を考えて不動産購入を検討した方が

(心理的な)取り越し苦労がなくて良いです。

これを書き出すと長くなるので、また後日報告したいと思います。

 

③物件の選択肢を絞る

新築一戸建てを目標に掲げましたが、どうやら雲行きが怪しくなってきたので、

その他の可能性も探ることになりました。

 

建売り

しかも狭小の建売しか予算に合いませんでした。

新居には打ち合わせなどもできる夫の仕事場も設置するので、

狭い家は最も条件から外れるものです。

駅から近いなどメリットのある物件もあったのですが、

日当りの悪さや窓を開けたらすぐ隣の家の窓だったりして…。

それにせっかく夫は建築士ですから、これはパスです。

 

建築条件付き

良さそうな土地が見つかった!と思ったら、

建築条件付きということがけっこうありました。

「フリープラン」とか「自由設計」とかいう広告をよく目にします。

いいじゃない!夫は建築士だし、とことん自由にフリーに設計しようぜっ!

と嬉しがったのも束の間、夫からの一言は「実際は難しいかもね」。

え?そうなの?

営業さんに「土地だけってダメですか?」と交渉したこともあったのですが、

土地だけの販売だと値段が跳ね上がり、論外に。

条件付物件についてはトラブルも多いですので、ご注意を。

実際に私の知人も条件付物件を購入しましたが、

ちょっとゴタゴタしたようです。

大阪府がこういう警告を出しています。

ご参考までに。

(※要注意!「自由設計」「フリープラン」をうたう契約のトラブル

http://www.pref.osaka.lg.jp/kenshin/kenchikujoken/

これについても、後日報告できたらと思います。

 

新築分譲マンション

予算的に広さが足りず、カスタマイズも新築だったら難しいのでパス。

一戸建てにしてもマンションにしても、

希望の広さは100平米前後です。

前述しましたが、夫の仕事場の確保がありますし、

広い家(もしくは広く感じる家)に住みたいという私の希望もありました。

最近の分譲マンションでこの広さだと「億」です。

億ション!

重ねてパス!

 

 

郊外の土地不動産 「ここどこよ?」

土地探しも後半になると、駅近じゃとてもじゃないけど見つからない。

バスで駅まで出られるのならば、それも候補にしよう!と決心しました。

目当ての土地物件まで車で向かうのですが、

もう途中ですでに泣きそうになることもありました。

どこよここ?すっごい坂!道狭っ!などなど。

一応マップをググって周辺を調べていくのですが、

実際に足を運び自分の目で見てみるのと、

あれ?という経験も1度や2度ではありませんでした。

これはちょっと話がそれますが物件資料にある「徒歩○○分」というのは、

実際に歩いてみないとわからないものです。

かなり早足でないと表示された時間ではたどりつけません。

それについて面白い記事を見つけました。

ご参考までに

(※不動産の徒歩時間と表示基準を解説!

http://www.id-home.net/knowledge/不動産の徒歩時間と表示基準を解説!/

 

物件探しも半年以上経過して疲労感がどっと出てきた私たち。

いくら探してもないものはないんだな…とあきらめかけていた時に、

これだ!と思える土地を見つけたのです。

神様っているのね、っと一瞬思った至福の時間。

その短い顛末はまた今度。

 

連載が始まりました。

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「自営業の妻、3年かかって家を買う」というタイトルです。

お時間がある方はご一読いただければと思います。

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