こんにちは、管理人7070(妻)です。
早速ですがいったいどのくらいの時間をかけて中古マンション物件を探したのか?
3年です。
長く感じるか短く感じるかは人によると思いますが、
本人的には妥当な年月だった気がします。
中古マンション探しは実のところ1年くらいでした
3年の間に紆余曲折して辿り着いた答えが、
中古のマンションの購入&リノベーションでしたが、
もともとは、新築一戸建てを目標に始まった物件探しですからね。
回り道バンバンしているわけです。
でも回り道をしないと、今の住まいにたどり着けなかったわけでして。
- 1年目→新築一戸建てを目指して土地探し
- 2年目→半年は戦意喪失で活動休止、後半は中古マンション探し
- 3年目→引き続き中古マンション探し、購入、リフォーム
ザッと書き出すとこんな感じです。
住まい探しの最初の目標は「新築一戸建て」。
私の夫は建築士です。
当然のごとく自分たちが将来住むところは夫が設計した
新築一戸建てであるはずだと思っていたのです。
始めの1年は土地探しに費やしました。
「どんな家にしようかな~ウキウキ~」
という気分はけっこう早く打ち砕かれました。
その頃は大阪・梅田まで自転車で5分、
徒歩でも15分で出られるマンション住まい。
その便利さにあぐらをかいていた生活でしたから、
おのずと物件に求めるハードルも高く設定してました。
求めるスペックは
- 駅から徒歩10分圏内
- なるべく都心に近い明るいイメージの立地であること
- スーパーやコンビニなど商業施設が徒歩圏内にあること
- 南側から採光できる立地であること
- 土地面積100平米以上
- 予算4500万円くらいまで(土地代建築費含む)
とにかくいろんな物件を見てみようと
週末はだいたい不動産探し。
でも見れば見るほど現実を突きつけられる物件ばかりが出てきます。
納得できるものが見つかるまで5年くらいはじっくり探そう、
なーんて思ってましたが、ないもんはなーい!
あったとしても
“最寄りのバス停まで徒歩15分、そこからバスで最寄りの駅まで35分”
とか、
“駅まで徒歩20分だけど、そこまでの道のりがスキーのジャンプ台なみの急な坂道”
なんて物件もありました。
お察しの通り予算内に収まる土地はほとんどありません。
奇跡的にすごくお宝な物件が出てくる可能性もあったかもしれませんが、
それは限りなくゼロに近いんだな、と嫌でもだんだん実感できてきます。
ご経験された方はご存知かと思いますが、
物件探しってすごく疲れるんですよね。
行く前は期待が大きいじゃないですか。
で、それ以上にがっかりしてしまう。
でもでもその間にも人間成長できるんですね。
まず譲れないスペックや逆に妥協点などが見えてきます。
また家族と話し合いながらインプットした情報をアウトプットしていくと
判断材料がどんどん揃っていくんです。
物件探しの自分がどんどん洗練されていく感じです。
そういう作業を重ねることは「これだ!」という物件に出会った時の
とっさの判断力に大きく作用します。
ということで最初の1年は決して無駄な時間ではありませんでした。
結構なトレーニングになったと思います。
次回はその1年目のお話。
連載が始まりました。
「自営業の妻、3年かかって家を買う」というタイトルです。
お時間がある方はご一読いただければと思います。