中古マンションリノベーション報告ー内覧6件目＆7件目

自分たちがこだわりすぎているのだろうか？

「これだ！」という物件がまだ出てきません。

もちろん、こだわりを捨てるわけにはいきませんので、

このまま探すの続行します。

もうこの時期にはすでに不動産屋さんに任せることなく、

自分たちで物件探し。

ホームズで条件を入力しておいて、

毎日数回、新着情報ををネットでチェックしていました。

その方が早いことがわかったからです。

今回は2物件を紹介します。

まずは6件目。

大阪を離れて芦屋市へ。

芦屋には私の憧れのマンションである「芦屋アーバンライフ」があります。

専有面積が小さかったので諦めましたけれども。

エントランスが素敵なんですよね。

独特の白いクネクネした壁も雰囲気があっていいな。

同じ系列の「御影アーバンライフ」も好きなマンションです。

さて、本題。

環境もまあまあいいし、

マンション自体が古くて、とても雰囲気がある素敵な建物でした。

ヴィンテージマンションという趣き。

内覧前からトキメキます。

太い柱が多く、リノベーションしにくい部屋

エントランスも素敵でした。

ソファも置いてあり、ちょっとした打ち合わせができるスペースも。

掃除も行き届いていて、清潔感があります。

さて、内覧開始です。

まだオーナーさんが御在宅でした。

バルコニーも南側にあって、リビングも明るい印象。

どちらかというと、南北に細長い間取りで、

広い空間を確保するにはLDKの壁と柱を取り除くしかなさそうです。

しかし、部屋のど真ん中に太い柱がありました。

構造上、取り除くのは難しいみたい。

古い物件にはよくある太い柱と梁。

それが「味」と言えば味なんでしょうけれども。

実を言うと、それ以外のことはほとんど覚えていません。

オーナーさんがいらっしゃったということもあって、

遠慮してジロジロ見られなかったというのもありますし、

それだけ個人的にですが印象が薄かった物件だったみたい。

見送ることにしました。

さて次は大阪北摂にある、こちらも古いマンションです。

ほぼ合格ライン。でもここにも「壁」の壁が…

各世帯からのグリーンが顔を出す個性的で古いマンション。

エントランスから中庭に通じるのですが、そこにも植栽があり奥には子供用のプールもあります。

歩いていてとても気持ちの良い空間です。

掃除も行き届いていて綺麗。

すれ違う住民の皆さんも自然に挨拶していただけて、雰囲気良し。

エレベーターに乗ると古さは否めませんが、いざ内覧です。

広さは十分。

なぜか玄関扉が2つ設置してあります。

ひとつは出入り口玄関として使うもの。

もうひとつはキッチン脇にあって、勝手口のように使えるようでした。

玄関から入って右手6畳ほどの寝室。システム収納が付いていて時代を感じます。

玄関からダイレクトに入室できそうなので、夫の仕事部屋にぴったり。

あ、なんかいい予感がします。

こんなにすんなり夫の仕事部屋となるような個室がある間取りは初めてです。

寝室は北側ですが、隣のマンションからの反射光で部屋の中は明るいです。

左手南側に10畳以上の広めのリビング、

その奥続いてDKで、そこもなかなかの広さです。

さて、問題はリビングとダイニングキッチンを隔てる壁です。

構造壁のため取り除くことは不可能。

その壁を無くして広々LDKを設置できるのならば、速攻で決めてましたが…。

壁で仕切られたリビングで過ごす時間ってどれくらいあるんだろう？

ほとんど使うことなくダイニングキッチンだけで生活してしまいそう。

そうするとリビングが広さがムダに思えてきてしまう。

とっても気に入ったのですが、

リノベーションでどうこうできる訳ではなし。

んー、諦めるには勇気が必要なくらい個人的にはヒットした物件でしたが、

やはり見送ることにしました。

でも、この物件とは縁があったんです。

それについては、また今度。

連載が始まりました。

「自営業の妻、3年かかって家を買う」というタイトルです。

お時間がある方はご一読いただければと思います。