結局新築一戸建てをあきらめた私たちですが、
そのきっかけになったのが「購入申込書」とか「買付証明書」
を提出していなかった点にあります。
「購入申込書」って何?ってことで
今回は覚書として簡単に書いてみます。
要は「気に入ったので買いたいです」
と売り主さんに意思表示する書面のことです。
- 購入価格
- 融資の利用有無
- 契約締結予定日
- 引き渡し希望日
などを記入した書面を提出します。
これは契約とは違いますから法的拘束力はありません。
人気の物件は購入希望者もきっと多いですよね。
一般的にはこの購入申込書の先着順(新築マンションなどは抽選なども)
に購入者を決めていくんだそうです。
しかし、先着順とはいえ交渉権が一番になるとは限らないみたい。
売り主からしてみれば条件の良い相手と早く契約を交わしたいわけなので、
二番手の相手の方が条件が良いと考えた場合は一番手は後回しになります。
私たちの場合は口約束で購入希望を伝えていただけでしたし、
ローンの事前審査も終わっていませんでした。
加えて値下げありきで交渉しようとしていましたので、
きっと売り主さんからしてみたらあまりいい相手ではなかったのでしょう。
申込書を先に提出していても後回しにされた可能性があります。
気をつけたいのはこの書面と一緒に申込金を払わないといけない場合もあるみたいなんです。
これは手付金というわけではないので撤回した時に返金されます。
しかし返してもらえないケースがあるなどトラブルも多いようです。
だいたい10万円以下となることが多いみたい。
金額を要求されたら担当者にちゃんと確認したり、
預かり証などを受け取るなどしておいた方がよさそうです。
また、購入申し込みというのは気に入ったからとりあえず提出しとけばいいか~、
と安易にするべきではないみたいですね。
あれもこれも節操なく申し込みをしておいて
他の物件が手に入りそうだからこっちやこっちは撤回すればいいや、
というのはあまり感心しない行為。
大きな買い物ですし、相手もあることだから誠実に対応しましょう。
そのためには購入希望の物件を事前にしっかりリサーチして、
ここだ!と自分で納得できることが大切ですね。
実は私たちはこれも不十分でした。
調べてみたら、水道やガスなど宅地まで引かれてないことが判明したり…。
その工事費分を入れたら、結局予算オーバーになることがわかりました。
いろいろ考えたらやっぱり私たちとは縁のない土地だったのかもしれません。
(※東急リバブルの申込書サンプルです。後々、中古マンション購入時に私たちもお世話になることになります。ご参考までに。
https://www.livable.co.jp/resources/images/guide/pdf/01.pdf)
連載が始まりました。
「自営業の妻、3年かかって家を買う」というタイトルです。
お時間がある方はご一読いただければと思います。